このサンプルは、量産で繰返し性のあるボルトをモデルにしています。
見込みで生産計画を立て、製造ロット数で数量をまとめたり、一定期間の必要量をまとめたり、生産上限数を超えないように数量を前倒しする設定が行われており、工程や材料の特性に合わせた生産計画を立てられるようにしています。
また、生産能力をオーバーした際は、別の設備や外注先に計画を割り当てできるようにしており、別の設備は手動機のため、通常の自動機と工程を変更することや、外注先に加工依頼する際は外注先で材料を自己調達しているため、材料を使用しないようにマスター設定しています。
社内加工や外注加工内の中間工程では在庫を余らせない前提のモデルなので、中間工程をアイテムではなく詳細工程で設定して、作業指示書発行と生産実績入力を詳細工程毎に行い、どの工程まで進んでいるのか進捗を取れるようにしています。
なお、当モデルは鍛造や表面処理の工程がメインとなりますが、材料や工程を変更すれば金属加工共通のサンプルとしてご使用いただけます。